AOMORI GOKAN アートフェス2024 メイン企画/春夏プログラム蜷川実花展 with EiM: 儚(はかな)くも煌(きら)めく境界
NINAGAWA Mika with EiM: Where Humanity Meets Nature

2024年4月6日(土)- 9月1日(日)
  • 蜷川実花《花、瞬く光》2022年 ©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

    蜷川実花《花、瞬く光》2022年 ©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

  • 蜷川実花 2023年 ©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

    蜷川実花 2023年 ©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

  • 蜷川実花《Untitled》2023年  ©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

    蜷川実花《Untitled》2023年 ©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

  • 蜷川実花《Untitled》2023年 ©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

    蜷川実花《Untitled》2023年 ©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

  • 蜷川実花《残照》2023年 ©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

    蜷川実花《残照》2023年 ©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

弘前れんが倉庫美術館では、2024年4月6日(土)から9月1日(日)まで、写真家・映画監督の蜷川実花(にながわ みか)とクリエイティブ チーム・EiM(エイム)との協働による大規模な個展を開催します。 本展は、当館を含む⻘森県内5つの美術館・アートセンターを中⼼に⾏われる「AOMORI GOKAN アートフェス 2024」[会期:2024年4⽉13⽇(⼟)−9⽉1⽇(⽇)]のメイン企画の一つです。

日本を代表する写真家・映画監督として、精力的に活動する蜷川は、近年は個人の活動と並行し、異なる分野の作り手や研究者が作品に応じて有機的に集まるクリエイティブチーム・EiMとしての制作も展開しています。同チームのメンバーであるデータサイエンティストの宮田裕章(みやた ひろあき)、セットデザイナーのEnzo(エンゾ)、クリエイティブディレクターの桑名功(くわな いさお)らとの協働によって、鑑賞者が空間の内部をさまよい、自らが作品の一部となって体感するインスタレーションをはじめとした自身の作品の可能性を切り拓いています。

本展では、EiMとともに作りあげるインスタレーション作品のほか、蜷川が弘前で撮影した桜をはじめとした、日本各地の花々を捉えた作品を紹介します。さらに、過去の代表シリーズも、近年の蜷川作品とのつながりを示す新たな時間軸で提示します。

蜷川は、活動の初期から、花を重要なモチーフとして継続的に撮り続けてきました。なかでも蜷川が惹かれるのは、原生林のような野に咲く花ではなく、人間の手によって育てられ、人間と共存する花々です。特に近年は近所の公園から全国各地の花の名所まで、国内での撮影を集中的に行なっています。そうした撮影の旅の中で、蜷川は弘前の桜に出会います。本展では、弘前で撮影した桜を展示のクライマックスとしてご紹介します。

展覧会を通じて、人間と自然とが築いてきた関係性を浮かび上がらせ、それぞれが住まう土地の自然やその背景にある文化、歴史を新たな視点から捉え直す機会となることを目指します。

なお、本展は、当館を含む青森県内5つの美術館・アートセンターを中心に行われる「AOMORI GOKAN アートフェス 2024」[会期:2024年4月13日(土)−2024年9月1日(日)]のメイン企画の一つとして開催されます。
AOMORI GOKAN アートフェス 2024 ウェブサイト

アーティスト

  • 蜷川 実花

    蜷川 実花

    写真家、映画監督。写真を中心として、映画、映像、空間インスタレーションも多く手掛ける。クリエイティブチーム・EiM[Eternity in a Moment]の一員としても活動している。木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。2010年Rizzoli N.Y. から写真集を出版。『ヘルタースケルター』(2012年)、『Diner ダイナー』(2019年)はじめ長編映画を5作、Netflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』を監督。最新写真集に『花、瞬く光』。主な個展に、「蜷川実花展」(台北現代美術館、2016年)、「蜷川実花展—虚構と現実の間に—」(国内美術館を巡回、2018年-2021年)、「MIKA NINAGAWA INTO FICTION / REALITY」(北京時代美術館、2022年)、「蜷川実花 瞬く光の庭(東京都庭園美術館、2022年)」、「蜷川実花展 Eternity in a Moment 輝きの中の永遠」(TOKYO NODE、2023年-2024年)などがある。
    https://mikaninagawa.com

  • EiM [Eternity in a Moment]

    写真家・映画監督の蜷川実花と、データサイエンティストの宮田裕章、セットデザイナーのEnzo、クリエイティブディレクターの桑名功らで結成されたクリエイティブチーム。プロジェクトごとに多様なチームを編成しながら活動する。主な作品発表に、「胡蝶の旅 Embracing Lights」(安比Art Project、2022年)、蜷川実花「残照 / Eternity in a Moment」(小山登美夫ギャラリー前橋、2023年)、「蜷川実花展 Eternity in a Moment 輝きの中の永遠」(TOKYO NODE、2023年-2024年)など。

展覧会のみどころ

1.    弘前の桜を撮影した新作写真を紹介

弘前には、国内に現存する最古級のソメイヨシノをはじめとした約2,600本の桜の木を擁する弘前公園があります。 毎年春には、「弘前さくらまつり」が開催される桜の名所です。蜷川は2022年より、桜の開花に合わせて弘前を訪れ、継続的に撮影を行なっています。これまでさまざまな花を撮影してきた蜷川は、花の中でも桜をとりわけ特別な存在だと語ります。蜷川が感じる桜の魅力とは、短い間に姿を変える儚さであり、本展でご紹介する弘前の桜を撮影した作品群にも、刻一刻と変化する桜の一瞬の姿が収められています。

 

2. 建築空間と共鳴するダイナミックなインスタレーション

黒いコールタール壁を備えた、当館で最も大きな高さ15m・約300㎡の吹き抜けの展示室には、蜷川がEiMとともに作り上げる大型作品《残照》と映像によるインスタレーションが出現します。《残照》は、生命力をたたえて咲き誇る花々と、枯れて散りゆく花々がひとつの生命体のように融合した立体作品です。美と儚さ、一時性と永遠性といった、相反する要素が共存するように構成された作品は、鑑賞する角度によってその表情が大きく異なります。明治・大正期に日本酒の酒造工場として建設された、歴史ある煉瓦倉庫の空間と共鳴する蜷川作品の魅力を体感いただく機会となるでしょう。

 

3. 「AOMORI GOKANアートフェス 2024」メイン企画としての展示構成

本展は、当館を含む青森県内5つの美術館、アートセンターが連携して開催する「AOMORI GOKANアートフェス 2024」のメイン企画の一つとして開催します。今年度のアートフェスのテーマ「つらなりのはらっぱ」は、訪れては去っていく人間、動物、植物などの訪問者たちが関係する境界上に位置し、日々思い思いの活動が繰り広げられる場を目指すものです。本展はこのテーマに応える形で、人間と自然の境界が揺らぎ、光を受けながら、あらたな共存の可能性を探るような展示となることを目指します。

開催概要

  • 会期:2024年4月6日(土)〜 2024年9月1日(日)
    休館日:火曜日
    ※ただし、2024年4月23日(火)、4月30日(火)、8月6日(火)は開館
    開館時間:9:00-17:00(入館は閉館の30分前まで)
  • 主催:弘前れんが倉庫美術館
    協力:ラッキースター、小山登美夫ギャラリー
    特別協賛:牧寛之(株式会社バッファロー 代表取締役社長)、
    スターツコーポレーション株式会社
    協賛:株式会社大林組、株式会社NTTファシリティーズ
    後援:東奥日報社、デーリー東北新聞社、陸奥新報社、青森放送、青森テレビ、青森朝日放送、エフエム青森、FMアップルウェーブ、弘前市教育委員会
  • 観覧料[税込]:
    一般 1,500円 (1,400円)
    大学生・専門学校生 1,000円 (900円)
    高校生以下は無料
    ※()内は20名様以上の団体料金
    ※弘前市民は当日料金から500円引き(他の割引との併用不可)。受付で住所が確認できるものをご提示ください
    ※以下のサービスをご利用の場合にも、団体料金が適用されます。詳しくは各リンクをご参照ください
    ○観覧料割引駐車場 詳しくはこちら
    ○わにサポ 詳しくはこちら

    ※以下の方は無料
    ・高校生以下の方
    ・弘前市内の留学生の方
    ・満65歳以上の弘前市民の方
    ・ひろさき多子家族応援パスポートをご持参の方
    ・障がいのある方と付添の方1名


    当館に駐車場はございません。
    観覧料割引駐車場をご利用の方は、観覧料が100円引きになります。(2名まで)
    アクセス詳細はこちら

    弘前市内の大学・専門学校に在籍する大学生・専門学校生を対象に「学生鑑賞支援プロジェクト2024」を実施します。(学生証提示で観覧料無料。先着1,000名まで)

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