2024年度 春夏プログラム蜷川実花展 with EiM:
儚(はかな)くも煌(きら)めく境界
本展では、写真家・映画監督の蜷川実花が、データサイエンティストの宮田裕章、セットデザイナーのEnzo、クリエイティブディレクターの桑名功らと結成したクリエイティブチーム・EiMとの協働により実現する大規模な個展です。うつろう時間やながれゆく季節の境界を超える壮大なインスタレーションを発表するほか、蜷川がコロナ禍の弘前をはじめ、日本各地で撮影した桜の写真など、初公開の作品を含む近作により構成します。
なお、本展は、当館を含む青森県内5つの美術館・アートセンターを中心に行われる「AOMORI GOKAN アートフェス 2024」[会期:2024年4月13日(土)−2024年9月1日(日)]の参加企画の一つとして開催されます。
アーティスト
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蜷川 実花
写真家、映画監督。写真を中心として、映画、映像、空間インスタレーションも多く手掛ける。クリエイティブチーム「EiM:Eternity in a Moment」の一員としても活動している。木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。2010年Rizzoli N.Y.から写真集を出版。
『ヘルタースケルター』(2012年)、『Diner ダイナー』(2019年)はじめ長編映画を5作、Netflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』を監督。最新写真集に『花、瞬く光』。2023年12月5日(木)より、TOKYO NODE開館記念企画として「蜷川実花展:Eternity in a Moment」を開催予定。
主な個展に、「蜷川実花展」(台北現代美術館、2016年)、「蜷川実花展—虚構と現実の間に—」(日本の美術館を巡回、2018年-2021年)、「MIKA NINAGAWA INTO FICTION / REALITY」(北京時代美術館、2022年)、「蜷川実花 瞬く光の庭」(東京都庭園美術館、2022年)などがある。
https://mikaninagawa.com -
EiM [Eternity in a Moment]
2022年より活動開始。写真家・映画監督の蜷川実花と、データサイエンティストの宮田裕章、セットデザイナーのEnzo、クリエイティブディレクターの桑名功らで結成されたクリエイティブチーム。プロジェクトごとに多様なチームを編成しながら活動する。主な作品発表に、「胡蝶の旅 Embracing Lights」(安比Art Project、2022年)、「残照 /Eternity in a Moment」(まえばしガレリア、2023年)、「蜷川実花展:Eternity in a Moment」(TOKYO NODE GALLERY A/B/C、2023年)など。
開催概要
- 会期:2024年4月6日(土)〜 2024年9月1日(日)
休館日:火曜日
※ただし、2024年4月23日(火)、4月30日(火)、8月6日(火)は開館
開館時間:9:00-17:00(入館は閉館の30分前まで) -
主催:弘前れんが倉庫美術館