副館長兼学芸統括 就任のお知らせ

弘前れんが倉庫美術館では、2023年6月1日(木)付で、新たに副館長兼学芸統括として、木村絵理子が就任することとなりましたのでお知らせいたします。

略歴
木村絵理子(きむら えりこ)
2000年、早稲田大学大学院文学研究科芸術学美術史専攻修了。同年より横浜美術館に勤務、2012年より主任学芸員。2005年より横浜トリエンナーレに携わり、2020年の第7回展では企画統括を務める。横浜美術館での主な展覧会企画に、「昭和の肖像:写真でたどる『昭和』の人と歴史」展(2017年、横浜美術館コレクション展/2018年、アーツ前橋/2019年、National Gallery of Canada、オタワ)、「BODY/PLAY/POLITICS」展(2016年)、「Welcome to the Jungle 熱々!東南アジアの現代美術」展(2013年、シンガポール美術館との共同企画/熊本市現代美術館)、「奈良美智:君や僕にちょっと似ている」展(2012-13年、青森県立美術館/熊本市現代美術館)、「高嶺格:とおくてよくみえない」展(2011年、広島市現代美術館/IKON Gallery、バーミンガム/鹿児島県霧島アートの森)など。
撮影:成田写真事務所

就任にあたって 木村絵理子より
弘前れんが倉庫美術館は、2020年に開館し、今年で4年目となる若い美術館です。しかしその建物は、日本酒とシードルの工場として、弘前の近代化の一翼を担った100年以上の歴史を持ち、今世紀に入ってからは現代アートの発信拠点として、20年前に初めて私を弘前へ導いてくれた場所でもありました。アートは、わたしたちに多様な考え方に触れて、広い世界と直接つながることを可能にしてくれます。新しい考えを受け入れ、なにかを生み出していく場所であり続けてきたれんが倉庫の歴史を受け継ぎつつ、市民にとっても、これから初めて弘前を訪れるかもしれない、あらゆる人たちにも開かれた美術館となっていけるように、力を尽くしていきたいと思います。

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