2021年度冬プログラムあらためまして、こんにちは!—れんが倉庫→美術館へ—

尹秀珍、ジャン=ミシェル・オトニエル、笹本晃、畠山直哉、潘逸舟、藤井光、奈良美智
2022年2月11日(金・祝) ― 3月21日(月・祝)

開催中止

  • 奈良美智《A to Z Memorial Dog》2007年 弘前れんが倉庫美術館蔵 ©︎Yoshitomo Nara Photo: Shibata Sho

    奈良美智《A to Z Memorial Dog》2007年
    弘前れんが倉庫美術館蔵
    ©︎Yoshitomo Nara
    Photo: Shibata Sho

  • 尹秀珍《ポータブル・シティ:弘前》2020年弘前れんが倉庫美術館蔵Photo: Naoya Hatakeyama

    尹秀珍《ポータブル・シティ:弘前》2020年
    弘前れんが倉庫美術館蔵
    Photo: Naoya Hatakeyama

  • ジャン=ミシェル・オトニエル 《エデンの結び目》2020年弘前れんが倉庫美術館蔵Photo: ToLoLo studio

    ジャン=ミシェル・オトニエル 《エデンの結び目》2020年
    弘前れんが倉庫美術館蔵
    Photo: ToLoLo studio

  • 笹本晃《スピリッツの3乗》2020年弘前れんが倉庫美術館蔵Photo: Naoya Hatakeyama

    笹本晃《スピリッツの3乗》2020年
    弘前れんが倉庫美術館蔵
    Photo: Naoya Hatakeyama

  • 畠山直哉《濾過室 2017年10月10日》(「吉野町煉瓦倉庫」より) 2017-2019年弘前れんが倉庫美術館蔵©︎Naoya Hatakeyama

    畠山直哉《濾過室 2017年10月10日》(「吉野町煉瓦倉庫」より) 2017-2019年
    弘前れんが倉庫美術館蔵
    ©︎Naoya Hatakeyama

  • 潘逸舟《My Star》2005年弘前れんが倉庫美術館蔵©︎Ishu Han

    潘逸舟《My Star》2005年
    弘前れんが倉庫美術館蔵
    ©︎Ishu Han

  • 藤井光《建築 2020年》2020年弘前れんが倉庫美術館蔵©︎Hikaru Fujii

    藤井光《建築 2020年》2020年
    弘前れんが倉庫美術館蔵
    ©︎Hikaru Fujii

2020年から続くコロナ禍は、美術館のあり方に変化をもたらしました。その中で開館した当館でも、多くの方に足を運んでいただくことが困難な状況が続きました。このような背景から、本展では弘前にできた新しい美術館とその作品をあらためてご紹介します。煉瓦倉庫が美術館に生まれ変わる過程を記録した作品などとともに、建築の改修の様子や、地域文化にあわせて制作された所蔵作品が完成するまでのドキュメントを中心に展示します。

アーティスト

  • 尹秀珍(イン・シウジェン)

    尹秀珍(イン・シウジェン)

    1963年、中国 / 北京生まれ、同地在住。 古着や中古品などを使い、近代化や都市化のなかで消滅していく個人的な記憶をすくいあげるような立体作品を制作している。2010年には、ニューヨーク近代美術館にて中国人女性作家として初の個展を開催した。

  • ジャン=ミシェル・オトニエル
    Photo: Philippe Chancel

    ジャン=ミシェル・オトニエル

    1964年、フランス / サン=テティエンヌ生まれ、パリ在住。 90年代初頭より変容、昇華、変異などの現象に関心を寄せながら、可逆性の素材を用いた作品を制作している。ムラーノガラス等を用いた展示環境と調和する数々の大型彫刻作品で世界的に知られる。

  • 笹本晃
    Photo: Kazuko Fukunaga

    笹本晃

    1980年、神奈川県横浜市生まれ、アメリカ / ニューヨーク在住。 空間を彫刻的に分節し、その環境の中で自らの身体によるダンスや、言葉、モノを用いた即興的なパフォーマンスを行う作品を中心に、彫刻やインスタレーションを発表している。

  • 畠山直哉

    畠山直哉

    1958年、岩手県陸前高田市生まれ、東京都在住。 写真家。デビュー時から一貫して、自然・都市・写真術という三つの関係性に主眼を置いた作品を制作している。深い思考とリサーチのもとに撮影される静謐な作品は、文学や思想など言語表現に共通するものを感じさせる。

  • 潘逸舟(ハン・イシュ)

    潘逸舟(ハン・イシュ)

    1987年、中国 / 上海生まれ、東京都在住。 社会と個の関係の中で生じる疑問や戸惑いを、自らの身体や身の回りの日用品を用いて、映像、インスタレーション、写真、絵画など様々なメディアを駆使しながら、真摯に、時にユーモアを交えながら表現する。

  • 藤井光

    藤井光

    1976年、東京都生まれ、東京都在住。 歴史的事象を題材に、社会の不可視な領域を構造的に批評する作品を、主に映像インスタレーションとして発表している。寡黙な事物たちに語り出させるその映像手腕は世界的に高く評価されている。

  • 奈良美智
    ©︎Yoshitomo Nara

    奈良美智

    1959年、青森県弘前市生まれ。 1990年代半ば以降からヨーロッパ、アメリカ、日本、そしてアジアの各地で規模に関わらず様々な場所で展示発表を続ける。見つめ返すような印象的な絵画、日々自由に描き続けるドローイング作品のほか、木、FRP、陶、ブロンズ、そしてインスタレーションなど多様な素材や空間に生命を吹き込む様な彫刻作品を制作。

開催中止

1.弘前ならではの所蔵作品が生まれるまでの過程を紹介

当館の所蔵作品の多くは、作家に地域文化や煉瓦倉庫建築の特性に合わせた新作を依頼し制作されています。作品が生まれる過程を紹介する資料として、作家のリサーチの様子や作品の設営風景などのドキュメントを、完成した作品とともに展示します。

2.3度の奈良美智展から美術館開館までを振り返る展示

「YOSHITOMO NARA + graf A to Z」(2006年)の関係者へのインタビュー映像をはじめ、市民の手によって煉瓦倉庫で開催された奈良美智の当時の展覧会にまつわる資料を展示します。また、明治・大正期に酒造工場として建設された煉瓦倉庫が美術館に生まれ変わるまでの過程として、建築模型や建物の改修工事の資料も紹介します。

関連企画

煉瓦倉庫で開催された奈良美智展(2002年、2005年、2006年)の当時の写真を募集します

煉瓦倉庫で開催された奈良美智の展覧会(2002年、2005年、2006年)及び、弘前れんが倉庫美術館が開館する前の《A to Z Memorial Dog》の写真を募集します。提供いただいた写真は、当館のアーカイブ資料として活用し、一部の写真は本展にて展示します。個人の思い出を募ることで、かつてここであった出来事を皆さんとともに振り返ります。

※詳細は後日、本ウェブサイトにて発表します。

開催概要

  • 会期:2022年2月11日(金・祝)〜3月21日(月・祝)
    休館日:火曜日
    開館時間:9:00-17:00(入場は閉館の30分前まで)
  • 主催:弘前れんが倉庫美術館
  • 観覧料[税込]:
    一般 800円 (700円)
    大学生・専門学校生 500円 (400円)
    ※()内は20名様以上の団体料金

    以下のサービスをご利用の場合にも、団体料金が適用されます。詳しくは各リンクをご参照ください。
    ○観覧料割引駐車場 詳しくはこちら
    ○わにサポ 詳しくはこちら


    ※以下の方は無料
    ・高校生以下の方
    ・弘前市内の留学生の方
    ・満65歳以上の弘前市民の方
    ・ひろさき多子家族応援パスポートをご持参の方
    ・障がいのある方と付添の方1名

    ・弘前市内の5つの大学に在籍する学生(先着1,000名)
     詳しくはこちら

    当館に駐車場はございません。
    観覧料割引駐車場
    該当する駐車場をご利用の方は、2名様まで観覧料が100円引きになります。(他の割引サービスとの併用はできません)
    ご利用の際は、駐車券を受付にご提示ください。

    アクセス詳細はこちら

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