弘前エクスチェンジ #01 潘逸舟

私の芸術が生まれた場所 - いきおいをつけて漕ぎ続けると大きな橋を上り切る。その真下には線路がある。後は惰性でときどきブレーキをかけながら下る。下りは一瞬の出来事。そこから大きな道路を走り続ける。しばらくすると畑が見えて、大きな道路は緩いカーブに入る。そのカーブに入る前の信号を右折。その道もしばらく進むと緩いカーブになる。その先には川を跨いだ橋があり、すこし登って左折すると川沿いの小さなジャリ道がある。そこからは自転車を押して歩く。何本かの木を通り過ぎると、右手前に茂みに覆われたゲートボール場が見えてくる。そこが芸術の場所である。

2020年
  • 《Untitled》2016年
©Han Ishu, Courtesy of ANOMALY

    《Untitled》2016年 ©Han Ishu, Courtesy of ANOMALY

  • 《あなたと私の間にある重さ》2017年
©Han Ishu, Courtesy of ANOMALY

    《あなたと私の間にある重さ》2017年 ©Han Ishu, Courtesy of ANOMALY

  • 《吉野町煉瓦倉庫》2004年頃
©Han Ishu, Courtesy of ANOMALY

    《吉野町煉瓦倉庫》2004年頃 ©Han Ishu, Courtesy of ANOMALY

  • 概要

    弘前エクスチェンジの第一回参加アーティストは潘逸舟(ハン・イシュ)です。潘は9歳のときに上海から弘前へ移住し、高校時代に初めて弘前で作品を発表しました。本プロジェクトは、《私の芸術が生まれた場所》と題した個展形式の展示で構成されます。代表作のほか幼少期から学生時代に制作した作品も一堂に集め、自身の作品を振り返りながら改めて弘前で過ごした日々の記憶を追想します。そして自分を育ててくれた第二の故郷とも言える弘前で、様々な記憶や感情に再会しながら、これから数ヶ月の時間をかけて新たな作品制作にとりくみ、その成果を2021年1月に発表する予定です。

    ※潘逸舟《私の芸術が生まれた場所》は、会期中に一部展示替えを行ないます。

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